Back  音響について(校内公演)

立派な音響セットを持っている演劇部は少ないと思います。ある部活は大いに活用すべきですし、 そうした学校には音響設置のノウハウも伝承されていることと思います。
ここでは、主にCD/MDラジカセ、携帯プレイヤー等から音響を流す時の注意を紹介します。

○音源
音響効果(BGM、効果音)は、昔はカセットテープに録音した音、 少し前までならはMDまたはCDーRに録音した音をそれぞれの再生機器で流していたことと思います。 最近では、パソコン、タブレット、サンプラー、i-Podなどの携帯プレイヤー、携帯電話(ダウンロードした 曲を直接)で出力する学校が増えていることでしょう。
携帯関係は著作権上問題ある可能性があるので、「著作権」のページも併せて参照して下さい。

○出力
音響の出力は、[記録メディア]→[再生機器]→[ミキサー]→[アンプ]→[スピーカー]という流れになるわけですが、 それぞれ専用の機材がすべて揃っている演劇部は少ないでしょう。

・普通教室程度であれば、CDラジカセのような音響機器から直接出力する方法も十分使えます。 出力は、片方15W(左右あわせて30W)もあるような機器であれば十分です。
また、CDラジカセには外部入力(AUX)、LINE-IN入力の端子を備えているものも多く、 サンプラーや携帯プレイヤーの出力を増幅するアンプ付スピーカー的な役割を持たせることもできます。
※MIC端子には、マイク以外は接続しないようにしましょう。

ただし、ラジカセ的な機材で客席に向かって音響を流すと、操作する人が観客から丸見えになってしまいます。 (それはそれで手作り感が出て、ひとつの趣きになり得ますが)
また、最近のラジカセは、音量ボリュームが[+]/[−]スイッチの電子制御が主流となっています。 微妙なタイミングでの音量制御が難しいかもしれません。

・もう少し大音量で流したい時、また、音響席と実際に音が出る場所を少しでも離したい時などは、 再生機器の出力を「アンプ付きスピーカー」に流し込むのが手軽な方法です。 接続コードを延長すれば、操作する人物から実際に音が出るスピーカーを遠くに離すことが可能です。
すでにサンプラーを活用している学校では、アンプ付きスピーカーは教室公演の必須アイテムでしょう。
また、プレイヤーとアンプ付きスピーカーとの間にミキサーをかませれば、本格的な音量制御をすることができます。
 

本格的なミキサー購入が難しいという学校は、1万円を切る安価な製品でも構いません。 大会ではホールでミキサーを扱うのですから、あれば十分その練習になります。

オーデオテクニカのAT-PMX5P(9000円程度)

○電源
大きな照明のオン/オフは急激な電流の変化を引き起こすので、 同じケーブルに接続された音響機器の動作を不安定にします。
・大容量の照明機材をつないでいるのと同じコンセントに音響機材を接続
・ひとつのコンセントから延長コードでタコ足をして、大容量の照明機材と音響機材を接続する
といったことはなるべく避けましょう。